RaSCSI Adapter Lite External Edition
RaSCSI Adapter Lite External Edition(以下:本アダプタ)は, GIMONS氏が作成・公開していた RaSCSIに対応したRaspberry Pi向け変換基板です.
Lite の設計を元に,アダプタサイズへ構成変更したものとなります.
特徴
- SCSIバス信号レベル変換
- SCSIバス(5V)とGPIO(3.3V)のレベル変換を行います.
- 出力方向には64mAバッファを使用し,SCSI電気要求(48mA)を満たしています.
- アクティブターミネータを実装
- アダプタの性質上,SCSIの終端に接続されますのでアクティブターミネータを搭載しています.(常に有効)
- ターゲットモード専用
- Liteの名に恥じずターゲットモード専用となります.
- イニシエータモードを利用したい場合は,上位のRaSCSI Adapterをご利用くださいませ.
- らずぱい起動待ち
- Liteと共通のロジックですので,rascsiが起動するまではイニシエータ側を待たせます.
- ただし環境によっては動作しない可能性があります.
利用方法
- バイナリは?
- RaSCSIは[standard]のバイナリをご利用ください.
- RaSCSI Adapter用の[aibom]ではありません
- 接続と実行
- 本アダプタをRaspberryPiのGPIOへ接続してください.
- RaspberryPiの電源を入れるとBUSYが薄く点灯しますが正常です.
- rascsiを sudo実行して ENABLEが緑点灯することを確認してください.
- ENABLEが点灯しない場合は,異なるバイナリを実行している可能性があります.